たほいやーα版を公開しました

皆さんは「たほいや」というゲームをご存知でしょうか?

たほいやとは、辞書から選んだ単語について、辞書にある本来の説明文(語意)と参加者がでっち上げた偽の説明文(語意)を混ぜ、そこから辞書にある説明文(語意)を当てるゲーム。

引用元: wikipedia

僕は全く知らなかったのですが、先日、友人がバーテンをやっている文化人が集うバーにて、これまた別の友人より教わりました。なんでも昔の深夜番組でやっていたゲームで、当時はそれなりに人気だったそうな。

流石はなぞのゲージュツバー。話題に挙がる内容が高尚です。

とりあえずやってみる

ものは試しということで、一回だけ3人でプレイしてみました。(詳細なゲーム手順はこちらのサイトが詳しいです。)

お題は「おべたべた」。件の番組で出題されたことがある単語らしいです。

おべたべた。全く見当が付かない。

インテリバーテンはサクッと何かを書いて親に提出。私は散々悩んだ挙句「楽しそうなさま」と付箋に書いて親に提出。こんなので良いのだろうか。

親は、受け取った偽の意味2つと、正解の意味を適当な順番で読み上げます。

  1. 餅を餡でまぶしたもの。
  2. 楽しそうなさま。
  3. 蛙の意。幼児語。

まるで分からない。

一斉の声でバーテンと私が正解だと思う番号を提示します。

バーテン:2
私:3

正解は1番だそうです。バーテンと私で潰し合いつつ親の総取り。

なるほど、これはなかなか知的で面白い。

たほいやの問題点

紙とペンと辞書があればどこでもプレイできる「たほいや」ですが、その手軽さゆえに問題もはらんでいるとのこと。

親が解答を読み上げる時に「?」となると、それが偽の意味であることがバレる

こうなってしまうとゲーム性が損なわれて興ざめですね。親にはポーカーフェイスと豊富な語彙が要求されてしまう模様です。

書いた内容を集計して一覧表示するシステムがあればこの問題は解決できる、とのこと。

ということで、たほいやーα版を作りました

こちらで触れます。
http://yutan.info/tahoiya/index.html

たほいやを紙とペンを使わず、親が回答を読み上げる必要もなく、ローカルにスマホ等でプレイするためのアプリです。オンラインマッチングとか高度な機能はありません。

一つの端末をプレイヤー間で回し、解答の入力や投票を行う想定で作っています。仕切りがなくても書いた答えがバレません。

3日くらいの突貫工事で作ったので多分バグあります。

そのうち搭載したい機能とか

1. お題ランダムチョイス機能

たほいやの肝である「お題選び」を手助けする機能です。辞書をパラパラめくって誰も知らなさそうな単語を探すのも楽しいですが、ボタン押したら謎の単語が一覧で出てきたら楽なんじゃないかと。

2. スマホアプリ化

いい機会なのでクロスプラットフォーム開発*¹ でもしようと思ったのですが、「来週使うから」という非常にクリティカルな理由で断念。比較的得意なwebアプリで開発。本当はスマホアプリにしたかった。

3. オンラインマッチング

ネット上でいろんな人とたほいや出来る機能です。作ったところで誰が使うのか?という一抹の不安はありますが、何故か日本では誰も作っていないんだよね。

4. たほいやなデザイン

現状は大変に業務アプリっぽい外観をしているので、もっとゲームっぽいデザインにしたいですね。もちろん、ゲームが面白くなるかはプレイヤーの駆け引きに依る割合が最も大きいですが、アプリの演出でもゲームを盛り上げることは出来ます。結果発表前のドキドキ感とか演出したい。

この辺は強い要望が飛来したら実装するかもしれませんので、コメントやらお問い合わせやらを使いつつ要望を飛ばしてくださいませ。

 

*¹ 異なる筐体で動くシステムを一つのコードで書くこと。今回はAndroid, iOS, Webで同時に動くように作ろうとか考えてました。

 

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