フリーランスの生命線は相対取引

先日までやっていた仕事が一段落し「次の出稼ぎ先を見つけないとなぁ」と思っていたところ、見計らったかのような素晴らしいタイミングで仕事の依頼を頂きました。しかも2件も。

着手中の仕事が合ったこともあり今年に入ってからは全く営業活動をしていなかったのですが、そんな状況でも思い出したかのように依頼をしてくださる方が居るのは大変ありがたいことです。

依頼については未だ双方の条件を擦り合わせている段階につき実際に携われるかは神のみぞ知るのですが、奇しくも「渡りに船」を出してくれる人とはキチンとお付き合いをしたいものです。

フリーランス市場を使わない人達

今の時代、フリーランスの労働力はCrowd Works等のクラウドソーシングによって市場化されておりますが、そんな状況にもかかわらず人づての紹介といった様な「相対取引」が活発である様に思います。たまたま自分の周りがそうなっているだけなのかな?

確かに、クラウドソーシングでは優秀な人も沢山いる一方で、仕事を投げ出す人も一定数いるのが事実です。実際、私も逃亡者の尻拭いとして仕事を受注したことがあります。

こういったリスクに敏感な人が市場を利用しないのは頷けますが、市場で発注すると様々な理由によりビックリするほど安い見積もりを出してくる上に、品質もソコソコに仕上げてくれる人が居たりします。腕は確かだけど市場に参加したばかりで知名度が無い方などは、そういう手段を取りがちですね。

それに対して相対取引をしてしまうと、比較的相場通りな値段になってしまう場合が多いです。勿論、人となりが分かっている人に依頼するのは安心感がありますが。

結局、ケースバイケースか。

相対取引が有り難い

フリーランス的には相対取引が大変ありがたいです。

市場に出ると前述したような方と価格競争を強いられることもあるので稼ぎにくいのですよね。稼げないとフリーランスは普通に死にます。

また市場を利用している発注者の中には「低料金で無理難題を押し付ける癖がある」人も多く、そういう人を確実に避けられるという意味でも相対取引の方が安心感があります。まあ割と見抜けますが。

こちらも結局、ケースバイケースか。

相対取引は不滅な気もしますが、相対取引の機会が増えるように振る舞わないとなぁ。

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