本日は自転車に乗ること10分弱、業務スーパーへと食材を買い出しに出かけた。
業務スーパーへ行くたびに必ず買っているのが「ミックス赤玉」と命名された10個入りの鶏卵である。税込み170円だったと思う。近所の食料品店の中では文句なしの鶏卵最安値だ。
しかし、いつもは山のように積まれているミックス赤玉が、本日は一つも残されていなかった。悲しい。
次善の策、ローソンストア100
冷蔵庫内の鶏卵は現在0個。買い出しに出かけた手前、何とか今日中に鶏卵を手に入れたいところだ。
しかし、一旦鶏卵の最安値を知ってしまうとその値段から乖離した鶏卵を買う気にはなれない。この辺のスーパーでは10個入り200円程度が鶏卵の相場であり、ちょっと高いからといって品質が特別高い訳でもない。よって、わざわざスーパーに出向いて買う気にはなれない。
そこで登場するのが、100円ローソンこと「ローソンストア100」である。
ローソンストア100では、6個入り108円(税込み)の鶏卵が売られているのだ。鶏卵1個当たりの単価は18円であり、業務スーパーの1個当たり17円に迫る勢いである。大手コンビニチェーンとは思えない安さだ。
安さの理由
「安い商品には裏がある」と考えるのが妥当だ。
新鮮ではないのではないか、まずいのではないか、といった疑念が湧くのは致し方ないが、結論から言うと特に古い訳ではなく、味は至って普通である。
個人的に、下記の理由により安いのだと考えている。
1. パッケージ
第一に、パッケージが雑である。
100円ローソンの鶏卵はごく一般的な形状のプラスチックケースに入れられているのだが、その空け口がプラスチックにミシン目を入れただけのものであり、非常に開けにくい。かなり慎重に開封を試みても9割以上の確率で「プラスチックの紐」が切れる。
この点は不満ではあるものの、安さには代えられないので許容している。
2. 大きさがまちまち
普通のスーパーで売られている卵は大きさが均一である。しかし、100円ローソンの卵はパック内に大小様々な大きさのものが混在しており、さらにパック毎の重量には明らかに差がある。
なので、私は総重量が重いパックを選んで購入している。
3. 汚い
鶏卵と言えばニワトリのお尻から出てくるものなので、当然、そのままでは汚れている。よって流通させる前に洗浄しているのだと思うが、100円ローソンの卵にはその洗浄具合が甘い個体が散見される。
個人的にはこの点も許容している。汚れていても中身には影響無いだろうし、最悪洗えば良い。
4. 黄身が2個入っている確率が高い
一つの卵の中に黄身が2つ入っている卵のことを「二黄卵」というのだが、この卵が発生する確率は1~2%と言われている。
私はこの二黄卵に生涯で2回遭遇しているのだが、どちらも100円ローソンで買った卵に入っていた。
縁起物らしいのでラッキーだったということにしておく。
まとめると、100円ローソンの卵は規格外の鶏卵を適当にパッケージして販売している為に安いのだろう。想像の域を出ないが。
鶏卵、買って帰ろう
という個人的経験則に基づく蘊蓄を思い出しながら100円ローソンに到着。
早速卵を買って帰ろうと棚を見ると、どういう訳か卵はすべて売り切れていた。卵に関する何らかの良き情報が流布されたのだろうか。
私は悲しい。明日の朝ご飯をどうしろというのだ。