ゼルダ休暇を頂いておりました

先日、Nintendo Switch本体と一緒に「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」なるゲームを購入した。各種ゲームサイトやAmazonでの評価が面白いことになっており、これは本体ごと購入してやる価値がありそうだと、思い切って購入してみた。

根本的に私はゲーマーであり、気に入ったゲームがあると全てを投げ捨てて没頭する性質がある。モノを食べるのも寝るのも二の次になる。当然仕事なんて放置だ。

そしてゼルダの伝説は評判通りの面白さであり、すぐに私はハイラルを駆け回るおっさんと化した。

ゼルダとラクーアと私

ところで、面白いゲームに遭遇したら一度やってみたかったことがあったのだ。

それはラクーアで温泉に浸り、湯上りに電源完備のリラックスゾーンでひたすらゲームに没頭し、疲れたらまた温泉に浸る、という無限ループだ。

ラクーアは徒歩圏内にあるうえ、文京区民割引なんてものも適用できてしまう。手元にはニンテンドースイッチとゼルダもある。行くしかない訳である。

いざラクーアへ

行くとなれば、時間に縛られにくいフリーランスの特権を生かし「ド平日」の「朝」から行く。朝にめっぽう弱い私でも、こういう時は本気を出す。

寝ぼけた自転車を走れせること10分弱、ラクーアに到着した。

春休みシーズンとはいえ平日朝の館内は空いており、広々とした湯船にて朝風呂を堪能した後、抜かりなく水分補給をし、ソファに転がりながらSwitchの電源を入れた。

嗚呼、至福のひと時である。

仕事アリ

スタルヒノックスに逃げられた。もう一歩で倒せるところで朝が来て、地面に消えて行ってしまった。そこで仕事の連絡があったことに気が付いた。

冒頭では「仕事なんて放置だ」と書いたが、それは方便というもの。お人好しな私が仕事を完全に放置できる筈もなく、持参したiPadで状況を確認し、適当にWebサイトの修正を終わらせた。

これが「THE フリーランス」という状況にあることに気が付き、少し恥ずかしくなると同時に、ずっとゲームをしているおっさんを見る大学生の怪訝な目線に応えられた気がした。

一体私は何をやっているのだろう。考えたら負けだ。

光陰矢の如し

ゲームに没頭している際の時間の流れは恐ろしく早い。一瞬で24時を迎えた。そろそろ温泉に入り直そう、でも良いところだからもうちょっと、を繰り返していたらこの様だ。

ラクーアは翌朝9時まで営業しているが、深夜1時より深夜料金が加算されるため、そろそろ撤収の準備をするのが良い。

悔しいからもう一風呂浴びようかと思ったが、それで時間を超過したら大変残念な気持ちになるだろうから止めておいた。

最後にこの祠をクリアしたら撤収しよう、ついでにこの山も登っておこう、あ、遠くで何か光ってる、とかやっていたら、退館が25時ぎりぎりになってしまった。

ところで

ここまで読んだあなたは既にこれが嘘であることに気付いていることだろう。そんな時間ねぇよ。

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